金烏玉兎 木火土金水

陰陽五行思想についての学びを記録をするブログです。

【算命学】宿命冲殺

いつも陰陽五行思想を学ばせていただき、ありがとうございます。

さて、算命学を学んでいると、自分の性質や経験してきたことをピタリと言い当てられたりすることも多く、その良し悪しはともかく、「なるほど、星回りだったのね」と納得したりします。

私は、算命学でいうところの「特殊なもの」がいろいろあるのですが、その一つに宿命冲殺があり、社会とか現実とか家系という「枠」がないそう。よく向かえば「人並外れた偉人」になり、悪く向かえば「変人」にもなるそう。例えば、松下幸之助(偉人)さんや小泉純一郎(変人と言われてましたね)は宿命冲殺を持つ人です。(すごそうですが、その宿命冲殺を持つ人は2割弱いるらしいので割と普通です)

宿命冲殺を持つ人は、感覚や価値観が現実から乖離しているので、「変わっている」とか「人とちょっと違う」とか言われるわけですが、そこで自分を抑制して「現実に合わせる」とか「普通っぽくする」とか「一般的な生き方をする」ということをしようとすると、運を生かせず衰退に向かいます。(算命学では本来持つ性質を生かして初めて運が開けるとされているので、宿命冲殺に限らないですが)

変わってることや特殊な点、普通と違う在り方や考え方を、個性や専門性として発現させ、それを披露・体現することで運が開けるとされています。

ちなみに、宿命冲殺は現実と接点が希薄なので、形而上的世界へ興味や生き方が向かいます。(このあたりは、自分自身を振り返ってもその通り当てはまっていてびっくりです)現実的なことにはあまり興味がないので、人を束ねるとか大きな組織を作るとかいうことには向かわず、無理をしてその役を担うとつらいことになるよう。

ちなみに、私の持つ宿命冲殺は陽転すると、自分が不思議に思ったことを探究しその道の専門家や学者としての一派を起こすような人物となり、陰転すると、人生を夢想して実現性のないことにエネルギーを注ぐ、嘘をついているのではなくとも実現には至らないので信用のない人物となるそうです。(こちらのブログより http://gamp.ameblo.jp/from-endy/entry-12239050986.html

こう書かれると、なるほど、きちんと専門家になるべく学びを深めよう、という気持ちになりますし、実際自分の思いとそうかけ離れてもいないので、前向きに受け入れようという気持ちにもなります。

ちなみに、宿命冲殺を持っていると、人生はけっこうハードです。が、ハードだからこそ、それを克服できればより大きな道が開けます。それにあたって、こうして一つの指針に出会うことで、自分の進む道、気をつけるべき点を知ることができる。その意味で、算命学を学び始めてよかったと思います。