金烏玉兎 木火土金水

陰陽五行思想についての学びを記録をするブログです。

【算命学】人生サイクルのエネルギー

いつも陰陽五行思想を学ばせていただき、ありがとうございます。

算命学のなかの十二大従星は、前世(胎内にいるエネルギー)から来世(現世から解放されたエネルギー)までの生命のエネルギーを12分割してそれぞれを星として示しています。これは、一人の人生において12個が登場するのではなく、幼年期・中年期・晩年期のそれぞれのフェーズに12個のうちの1つが当てはめられるので登場するのは3つ。それぞれ違う星のこともあれば、3つ全部同じ星ということもあります。

なお、これらにはエネルギー値が設定されて、以下の通り。

◉天報星(胎児)エネルギー3点
◉天印星(赤子)エネルギー6点
◉天貴星(幼児)エネルギー9点
◉天恍星(少年)エネルギー7点
◉天南星(青年)エネルギー10点
◉天禄星(壮年)エネルギー11点

◉天将星(大将)エネルギー12点
◉天堂星(老人)エネルギー8点
◉天胡星(病人)エネルギー4点
◉天極星(死人)エネルギー2点
◉天庫星(入墓)エネルギー5点
◉天馳星(あの世)エネルギー1点

この点数のうち、10点以上の星が身強、6点以下の星が身弱といいます。

身強の星を持つ人は気が強く、実社会において支配的な立場を目指し、一方で我慢強くもあるといわれています。身弱の星を持つ人は、実社会ではなく精神世界に影響を及ぼすそう。芸術分野なども含むようです。彼らは忍耐力がなく、自分に合わないことには耐えられません。が、そのぶん自分の好きなことに早く気づけるとも言えるよう。ちなみに、それ以外の星は普通の星です。

…と、ここまで本を読んでふむふむ、と、思いつつハッとしました。3:4:5 の比率で支配階層:中間層:被支配階層に分かれるこれは、普遍性のある階層社会における階層比率と同じです。支配層3:それ以外9は、パレートの法則における 2:8 に近くもあります。

世の中、パレートの法則フラクタルに存在しているということをここでも認識。面白いです。