金烏玉兎 木火土金水

陰陽五行思想についての学びを記録をするブログです。

【干支】妾運

いつも陰陽五行思想を学ばせていただき、ありがとうございます。

最近、算命学あるいは四柱推命の延長で、干支の性質を覚えるということをやっています。

干支は十干十二支の六十干支。60種類の干支があり、それぞれ性質があります。この性質は、時間(年、月、日もそれぞれ干支があります)にも当てはまり、その年月日で生まれた人の性質やその年月日で起こることの性質がその干支から分かったりします。

その一環で調べごとをしていたときに、「妾運」というのがあることを知りました。具体的には、丙午、壬子、丁巳、己巳、癸亥の日干支の女性(特に、6月生まれの丙午、12月生まれの壬子、亥月11月生まれの癸亥、5月生まれの丁巳、己巳は全て)は運気がとても強く、家庭向きではないことから妾向きと言われているそう。今は「仕事向き」と読み換えるそうですが、本質的には妾運の人らしいです。

そのうえ、妾でいることによって運が向き、そのうち本妻になれるといわれていたというから驚きです。

「驚きです」なんて書きましたが、このあたり、本質をついている気がします。他にも、放浪することで運が向くとか、親から離れることによって運が向くとかいろいろあるのですが、必ずしも現在の価値観にてらすと「幸せ」に該当しないことによって運が向くとされている解釈がけっこうあります。

干支の性質を信じるかどうかは別にしても、世の中の多様性を知る、多様性を許容する、そのきっかけとして、それらを知ってみるのは意味がある気がします。

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