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陰陽五行思想についての学びを記録をするブログです。

【陰陽五行】相剋比のバランス

いつも陰陽五行思想を学ばせていただき、ありがとうございます。

陰陽五行には相生、相剋、比和の三つの関係があります。シンプルに言えば相生関係は助け助けられる関係、相剋関係はいじめいじめられる関係、比和は仲良しな関係です。

これらは全ての人や組織、国家、モノや動物、食べ物などにあてはめることができ、それぞれ三つの関係のバランスの中で存在しています。一見、いじめいじめられる関係である相剋関係はなくなったほうがよさそうですが、これらは誰か一つがかけたら弱くなったりするとバランスを欠いて存在出来なくなります。つまり、相剋関係も存在価値があり、それなしには相生関係も比和も成り立たないということ。

そんなことを学びつつ、キライな人とか仲の悪い人も存在に価値がやっぱりあるんだと納得しました。加えて、最近力を増しつつあるように感じる危険だと感じる国や組織、害虫などの類なども、存在にやはり価値があり、それらの力が増している一方で、自分にとって有利な存在、仲良しな存在、あるいは自分が属する国などの力も同様に増しているということなのかも、と思いました。

三つの関係がバランスしてはじめて存在することができるなら、そういうことです。

これら三つを「相剋比」というのですが、存在するすべては相剋比を持つ、これは覚えておこうと思います。